ホリ「ライバル登場しましたね」
ノブ「でたねぇ。少年兵。バンと対になる形だね」
ホリ「操縦もうまいですし」
ノブ「エースだね。実際、ゾイドってパイロットの力量でどれだけ違うのって明確にされてなかったからね」
ホリ「そうですね。バンが強かったのはジークの合体あればこそという描写が多かったですし、シールドライガー自体も共和国ゾイドの中では強いほうです。高機動の対ゾイド用ですね」
ノブ「そうなの?」
ホリ「基本的に軽量級や重量級、小型や大型ゾイドなどと言う言い方をしますが、小さいゾイドは数で、大きいゾイドは火力で戦います。おそらくですが小型は対人用、大型は対ゾイドないし施設用なのだと思われます」
ノブ「た、対人用があるの?」
ホリ「あくまで、おそらくです。一応アーバインや、ドクターDが弾薬をぶっ放してましたので、歩兵は存在するかと思われます」
ノブ「言われてみればそうだね。ゾイドの武器だけが兵器じゃないよね」
ホリ「今回、ちょこっとですが塹壕を掘っているシーンがありました。小さかったのでおそらくあれも人のためにあると思われます」
ノブ「ふむふむ。でもあれじゃない? ゾイド用のゾイドってムダじゃない?」
ホリ「そうは言っても、対戦車用の戦車だって居ないわけではないですし」
ノブ「そ、そんなの居るの!?」
ホリ「いますとも。まあ、それだけに使用されるのはニッチ過ぎるので、種類はありませんが……基本攻撃力が高く、高機動が基本です」
ノブ「強いじゃん」
ホリ「装甲は貧弱な場合が多いですね」
ノブ「……大丈夫なの? 戦車に負けちゃうんじゃない?」
ホリ「むしろ用途を限定して安く作るのが目的ですから。戦車に対抗できるものが戦車より安く作れればOKです」
ノブ「万能兵器は高いってことかな?」
ホリ「そうですね。多用途に使えるものは高くなってしまいます。対歩兵用にミサイル、戦艦相手にもミサイル、要塞だろうがなんだろうがミサイルでは数がとてもじゃないけど足りません」
ノブ「そりゃ、そうか……。対ゾイド用が敵として現れたのもお初だと考えると、セイバータイガーは珍しいね」
ホリ「そうですね。ジークと合体すれば通常ゾイドよりも能力が高いから勝てる。レイブンはそれをひっくり返すくらい操縦技術がある」
ノブ「わかりやすいね。機体の性能差があるってことだから」
ホリ「年齢差も無く、実力を見せ付けられた。バンはどうするのか? と言ったところで、次回第十三話
「激戦! クロノス砦!」次回もめちゃくちゃ動き回ってほしいもの!」
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